Hearthstoneの日記

@Miyask8 のメモ帳です

和訳:[S22 #1 Legend] World First Legend Patron (70% winrate)

元記事

[S22 #1 Legend] World First Legend Patron (70% winrate) - Hearthstone Decks

著者のKuonet様より和訳及び掲載の許諾を頂きました。感謝申し上げます。

 デッキ

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本文

 明けましておめでとう皆さん!台湾人プレイヤーのKuonetです。NA、EU、アジアサーバーでプレイしています。主にパトロンウォーリアとハンドロックを使って全てのサーバーで毎月レジェンドに到達おり、何度か#20以上を達成しています。

 

 今月(2016年1月)はcrane333氏のパトロンウォーリアを使い、アジアサーバーにおいて15時間21分でレジェンドに到達しました。私にとって初めての最速レジェンド達成であり、デッキガイドを共有したいと思います。

 

証拠

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勝率

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プレイ動画

ランク14~10

ランク10~5

 

パトロンウォーリアを選ぶ理由

 シーズン初めはアグロデッキが多く、パトロンウォーリアは多くのアグロデッキのカウンターデッキとなります。しかし、パトロンウォーリアを究めるにはかなりの練習を要します。パトロンウォーリアのプレイに慣れれば早くランクを上げられます。プレイングに慣れていなければ、Sjow氏、Purple氏、Justsaiyan氏のようなパトロンウォーリアが上手い配信者の配信を見て勉強すると良いでしょう。

 

《サー・フィンレー・マルグルトン/Sir Finley Mrrgglton》を採用する理由

 ウォーリアのヒーローパワーはあらゆるマッチアップにおいてあまり役に立ちません。大抵の場合、装甲を積むよりもカードをプレイすることにマナを使いたくなります。《サー・フィンレー・マルグルトン/Sir Finley Mrrgglton》によりパトロンウォーリアにとってより良いヒーローパワーを得ることができます。ヒーローパワーのランキングは

メイジ>プリースト≫ウォーロック=シャーマン>ハンター≫ドルイドパラディン≫ローグ

のようになると思います。ウォーロックのヒーローパワーはカードドローによりテンポを失うため、思ったより良くありません。プリーストのヒーローパワーは《泡を吹く狂戦士/Frothing Berserker》や《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》を回復することにより対戦相手がこれらのカードを処理できなくなるため有効です。メイジのヒーローパワーは下記のように活用できるため、最も良いヒーローパワーです。

  • 《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》+ヒーローパワー+《旋風剣/Whirlwind》により《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》を4体に増やす
  • 《グロマッシュ・ヘルスクリーム/Grommash Hellscream》+ヒーローパワーにより激怒を発動させる
  • 《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain》+ヒーローパワーによりドローする
  • 対戦相手のミニオンにヒーローパワーを打ち、《止めの一撃/Execute》を使う
  • 自分のミニオンにヒーローパワーを打ち、《狂瀾怒濤/Battle Rage》ラによるドロー枚数を増やす

対戦相手がメイジの場合は1ターン目に《サー・フィンレー・マルグルトン/Sir Finley Mrrgglton》をプレイしないようにしてください。対戦相手がフリーズメイジだった場合はウォーリアのヒーローパワーが最も有効だからです。

 

《コルクロンの精鋭/Kor'kron Elite》を採用する理由

  • テンポを維持するために突撃が必要となる場合があります。特に、対戦相手がウォーロックズーやメックメイジの場合です。《野獣の精霊/Feral Spirit》、《メカワーパー/Mechwarper》、《闇の売人/Dark Peddler》など、ランク戦においては多くの攻撃力2のミニオンが採用されており、《コルクロンの精鋭/Kor'kron Elite》はこれらのミニオンに対して有利なトレードを行うことができます。
  • プレッシャーをかけていくことが必要なマッチアップもあります。ヒーローへの4点ダメージにより次のターンに《グロマッシュ・ヘルスクリーム/Grommash Hellscream》でリーサルとなる状況を作り出すことができます。更に処理せざるを得ない4/3ミニオンを盤面に残すことができます。

 

基本戦略

  • 現在のパトロンウォーリアはコンボデッキであり、テンポデッキです。従ってボードコントロールを失うことは敗北につながります。
  • 《ウォーソングの武将/Warsong Commander》が弱体化される前と比べて武器がより重要となっています。ズーやメックメイジといったデッキに対しては、初手に武器がないと負ける可能性が高いです。
  • 対レノロックや対プリーストのようにAOEを無視してリスクを取らなければならないマッチアップもあります。
  • 主な試合の流れは以下の通りです。
  1. 武器(盤面クリア)
  2. 《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》(対処にカードを使わせる)または《コルクロンの精鋭/Kor'kron Elite》や《ドクター・ブーム/Dr. Boom》(プレッシャーを与える)
  3. 《グロマッシュ・ヘルスクリーム/Grommash Hellscream》(フィニッシャー)

 

マッチアップとマリガン

コントロールウォーリア/ファティーグウォーリア

 好ましくないマッチアップです。マリガンでは《デス・バイト/Death's Bite》と《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》をキープします。どちらもキープ出来ていれば《内なる怒り/Inner Rage》をキープします。私はよく《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain》をキープしますがこれは議論の余地が有ります。4体以上の《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》を盤面に並べましょう。これ以外にコントロールウォーリアにプレッシャーをかける方法はありません。パトロンウォーリアはファティーグゲームでは勝てないので、出来る限りドローし続けましょう。

 コントロールウォーリアがランク戦に多い場合、《コルクロンの精鋭/Kor'kron Elite》を抜き《手動操縦のシュレッダー/Piloted Shredder》、《ロウゼブ/Loatheb》、《炎の王ラグナロス/Ragnaros the Firelord》を加えましょう。その場合《ジャスティサー・トゥルーハート/Justicar Trueheart》を早い段階で使用されなければコントロールウォーリアは良いマッチアップとなります。

 

パトロンウォーリア

五分五分のマッチアップです。マリガンでは《デス・バイト/Death's Bite》と《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》をキープします。どちらもキープ出来ていれば《内なる怒り/Inner Rage》をキープします。5ターン目に4体の《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》を並べた方が側が勝ちます。対戦前半で相手からのプレッシャーがなければヒーローを攻撃して良いでしょう。《泡を吹く狂戦士/Frothing Berserker》は《止めの一撃/Execute》や《デス・バイト/Death's Bite》の2回目の攻撃を誘うことでテンポを取ることができる重要なカードです。《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》が盤面にいる状態でプレイしても良いでしょう。 

 環境にパトロンウォーリアが多ければ、《不安定なグール/Unstable Ghoul》を抜いて《ハリソン・ジョーンズ/Harrison Jones》や《ロウゼブ/Loatheb》といったメタカードをデッキに加えましょう。

 

シークレットパラディン

 有利なマッチアップですが注意深く考えながらプレイする必要があります。マリガンでは《デス・バイト/Death's Bite》、《烈火の戦斧/Fiery War Axe》、《不安定なグール/Unstable Ghoul》、《旋風剣/Whirlwind》をキープします。武器をキープ出来ていれば、《鎧職人/Armorsmith》、《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain》をキープします。

 シークレットパラディンは油断できないマッチアップです。《謎めいた挑戦者/Mysterious Challenger》がプレイされる前に盤面を整えておく必要があります。武器や《旋風剣/Whirlwind》を使って4ターン目を迎える前に盤面をクリアします。4ターン目には《ウルダマンの番人/Keeper of Uldaman》や《王の祝福/Blessing of Kings》によって不利なトレードをされてしまいます。どうやって盤面を維持するかを常に注意深く考えましょう。《止めの一撃/Execute》はテンポを得るのに非常に重要となります。序盤にテンポを失いそうになったらためらわずに使用しましょう。6ターン目を迎える前に盤面に《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》のみが2体ないし4体ある状態が理想的です。《平等/Equality》がなければシークレットパラディン側は2体以上の《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》への対処は難しくなります。

 2つ以上の秘策がセットされており、盤面を取られ、かつ武器もない場合は、秘策を発動させないことです。《競争心/Competitive spirit》は相手の盤面に3体以上のミニオンがある場合にのみ考慮しましょう。

 

ミッドレンジパラディン

 五分五分のマッチアップであり、テンポを取った側が勝ちます。マリガンは対シークレットパラディンの場合と同じです。《平等/Equality》と《兵站将校/Quartermaster》を常に頭に置いて、良い盤面を作ることに全力を尽くしてください。

 

マーロックパラディン

 かなり不利なマッチアップです。2枚の《平等/Equality》と4枚以上の回復手段が採用されているため勝つのは難しいです。《止めの一撃/Execute》を《終末予言者/Doomsayer》と《ヘドロゲッパー/Sludge Belcher》に使用してテンポを取り、積極的にヒーローに攻撃していきましょう。

 

フェイスシャーマン

 有利なマッチアップです。マリガンでは《烈火の戦斧/Fiery War Axe》、《不安定なグール/Unstable Ghoul》、《鎧職人/Armorsmith》をキープしましょう。後攻であれば《デス・バイト/Death's Bite》をキープしましょう。《コルクロンの精鋭/Kor'kron Elite》が《野獣の精霊/Feral Spirit》や攻撃力2のミニオンの処理に有効です。トレード後に体力1の《コルクロンの精鋭/Kor'kron Elite》が盤面に残り、シャーマン側はその対処に苦慮します。対フェイスシャーマンにおいては《ドクター・ブーム/Dr. Boom》と《グロマッシュ・ヘルスクリーム/Grommash Hellscream》を召喚するまで生き残ることが最も重要なポイントです。手札を切らすことを恐れず、《止めの一撃/Execute》も出し渋らずに盤面クリアに務めましょう。ヒーローパワーはシャーマン側が《ドゥームハンマー/Doomhammer》を装備していなければあまり重要ではありません。有利な盤面を作り、相手にトレードを強要しましょう。

 環境にフェイスシャーマンが多ければ、《ハリソン・ジョーンズ/Harrison Jones》を加えて楽な勝利を楽しみましょう。

 

フェイスハンター/ミッドレンジハンター

フェイスハンターは有利なマッチアップですが、ミッドレンジハンターは不利なマッチアップです。マリガンでは《烈火の戦斧/Fiery War Axe》、《不安定なグール/Unstable Ghoul》、《鎧職人/Armorsmith》、《デス・バイト/Death's Bite》、《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain》をキープしましょう。盤面維持と出来る限り速くドローを回すことが最も重要であり、毎ターンヒーローパワーを使用するのは控えましょう。こちらのライフが10点付近で、《鎧職人/Armorsmith》と《旋風剣/Whirlwind》のコンボにより形勢逆転することがよくあります。

 ミッドレンジハンターについては、《ウォーソングの武将/Warsong Commander》の弱体化により《サバンナ・ハイメイン/Savannah Highmane》に対処できません。従って勝つためには5~6ターン目に《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》を複数並べることです。しかしドルイドと異なり、ミッドレンジハンターは1ターン目からプレッシャーを与えてくるので、遅すぎる《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》を初手にキープすることはできません。

 

オイルローグ/マリゴスローグ

 五分五分のマッチアップですが、恐らくパトロンウォーリアが微有利です。マリガンでは《烈火の戦斧/Fiery War Axe》、《デス・バイト/Death's Bite》を再優先でキープし、武器がキープできていれば《鎧職人/Armorsmith》、《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain》をキープしましょう。常にプレッシャーをかけ続け、《ドクター・ブーム/Dr. Boom》や《グロマッシュ・ヘルスクリーム/Grommash Hellscream》で止めを刺すというのが勝利パターンです。ローグの多くのデッキは《大物ハンター/Big Game Hunter》を採用していないため、《ドクター・ブーム/Dr. Boom》や《グロマッシュ・ヘルスクリーム/Grommash Hellscream》に対処できません。《コルクロンの精鋭/Kor'kron Elite》もプレッシャーをかけ、《致死毒/Deadly Poison》や《腹裂き/Eviscerate》を使わせることができるので、このマッチアップにおいて重要です。

 このマッチアップにおいては相手のデッキを観察することがとても大事になります。例を2つ示します。

例1)ローグがこちらの《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain》に対して《致死毒/Deadly Poison》を使用した後の武器で処理し、次のターンに《泡を吹く狂戦士/Frothing Berserker》を《ドス/Shiv》と2回目の武器で処理した

  • 《ドス/Shiv》が採用されているので対戦相手はマリゴスローグである
  • 《致死毒/Deadly Poison》を2枚採用しており、《ティンカーの刃研ぎ油/Tinker's Sharpsword Oil》は採用していない
  • 4体の《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》を処理できない可能性が高い
  • 《デス・バイト/Death's Bite》を装備して次のターンに《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》を4体に増やす準備をする

例2)ローグが2ターン目に《不安定なグール/Unstable Ghoul》を《死角からの一刺し/Backstab》と武器で処理し、次のターンに《泡を吹く狂戦士/Frothing Berserker》を《死角からの一刺し/Backstab》と《SI:7諜報員/SI:7 Agent》で処理した

こちらは4ターン目に《デス・バイト/Death's Bite》を装備し、5ターン目に《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》を2体に増やす。《死角からの一刺し/Backstab》は2枚使用されているため、5ターン目に《アジュア・ドレイク/Azure Drake》と《死角からの一刺し/Backstab》をプレイすることはできない。最善の対処法は恐らく《致死毒/Deadly Poison》と《SI:7諜報員/SI:7 Agent》だが、既に《SI:7諜報員/SI:7 Agent》は1枚使用されており、《不安定なグール/Unstable Ghoul》を《致死毒/Deadly Poison》で処理しなかったことから、《致死毒/Deadly Poison》と《SI:7諜報員/SI:7 Agent》を同時に持っていない公算が高い。もし《千刃乱舞/Blade Flurry》で盤面をクリアされても、次のターンには盤面を取れるので良い。

 

ミッドレンジドルイド/アグロドルイド

 有利なマッチアップです。マリガンでは《烈火の戦斧/Fiery War Axe》、《デス・バイト/Death's Bite》、《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》をキープします。ミッドレンジドルイドに勝つためには9ターン目までに4体以上の《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》が盤面に並べましょう。そのためにはテンポを維持するためにサイズの小さいミニオンや武器と《止めの一撃/Execute》を使用する必要があります。

 アグロドルイドに対しては、《止めの一撃/Execute》と《不安定なグール/Unstable Ghoul》を初手にキープします。対アグロドルイドは対ミッドレンジドルイドに比べると好ましくないマッチアップです。アグロドルイドはリーサル圏内に運ぶ能力が高いので、ライフには常に気を配りましょう。《止めの一撃/Execute》以外の全てのリソースを使って盤面をクリアしましょう。《止めの一撃/Execute》は《フェル・リーヴァー/Fel Reaver》、《爪のドルイド/Druid of the Claw》、《ドクター・ブーム/Dr. Boom》に対してのみ使用しましょう。

 

コントロールプリースト/ドラゴンプリースト

 不利なマッチアップです。《止めの一撃/Execute》、《烈火の戦斧/Fiery War Axe》、《デス・バイト/Death's Bite》を初手にキープしましょう。《止めの一撃/Execute》を《デスロード/Deathlord》や《ヴェレンに選ばれし者/Velen's Chosen》でバフされたミニオンに対して使用します。《サー・フィンレー・マルグルトン/Sir Finley Mrrgglton》からウォーロックのヒーローパワーを入手し、できるだけ早くドローを回します。《狂瀾怒濤/Battle Rage》が手札になければ、6ターン目に思い切って4体の《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》を並べるのは良いプレイングです。プレッシャーをかけ続けましょう。プリーストがAOE呪文を使い果たすか、終盤でライフが少ない状態で《オウケナイのソウルプリースト/Auchenai Soulpriest》と《回復の輪/Circle of Healing》のコンボを使用させれば、ドローを回して得た豊富なハンドにより勝てるでしょう。

 《カバルの影の僧侶/Cabal Shadow Priest》があるので《鎧職人/Armorsmith》や《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain》を5ターン目以降に安易にプレイするのはやめましょう。私の場合、終盤においては《旋風剣/Whirlwind》の効果や《狂瀾怒濤/Battle Rage》によりドローする場合のみ《鎧職人/Armorsmith》や《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain》をプレイします。《埋葬/Entomb》は無視しましょう。大抵の場合、相手は《埋葬/Entomb》を《泡を吹く狂戦士/Frothing Berserker》の処理に使ってテンポを失います。

 

テンポメイジ

 有利なマッチアップです。マリガンでは《烈火の戦斧/Fiery War Axe》、《デス・バイト/Death's Bite》をキープしましょう。相手のミニオンは全て武器で処理して盤面を常にクリアし、《泡を吹く狂戦士/Frothing Berserker》と複数の《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》を並べるようにしましょう。当然ですが、《魔法使いの弟子/Sorcerer's Apprentice》と《フレイムウェイカー/Flamewaker》はすぐに処理しましょう。《フレイムウェイカー/Flamewaker》が挑発を持つミニオンで守られている場合は、大ダメージを受けないようにするため《止めの一撃/Execute》で処理しましょう。《フレイムストライク/Flamestrike》は高々1枚しか採用されないので、こちらが大幅に有利な局面でのみ考慮しましょう。

 

メックメイジ

 五分五分のマッチアップです。マリガンでは《烈火の戦斧/Fiery War Axe》、《デス・バイト/Death's Bite》をキープします。盤面をクリアし、生き残ることが重要なマッチアップです。テンポを維持するために《止めの一撃/Execute》を上手く使いましょう。常に武器が使えない状態にされないように、《スノーチャガー/Snowchugger》はできるだけ早く処理すべきです。手札の全てのリソースを使って盤面を取りましょう。メックメイジ側がリソースを使い果たし、パトロンウォーリア側が10以上のライフを残していれば、勝ったも同然です。

 

フリーズメイジ

 有利ですが注意が必要なマッチアップです。マリガンでは《鎧職人/Armorsmith》、《止めの一撃/Execute》、《烈火の戦斧/Fiery War Axe》、《デス・バイト/Death's Bite》をキープします。実際のところ、必要なカードは2枚の《鎧職人/Armorsmith》と2枚の《止めの一撃/Execute》だけです。ドローを回し過ぎないようにして、フリーズメイジ側にこちらよりも早くドローを進めさせましょう。毎ターンヒーローパワーを使い、《止めの一撃/Execute》を《アレクストラーザ/Alexstrasza》と《大魔術師アントニダス/Archmage Antonidas》に使いましょう。《ソーリサン皇帝/Emperor Thaurissan》は《叩きつけ/Slam》と《烈火の戦斧/Fiery War Axe》、または《デス・バイト/Death's Bite》で処理しましょう。《大魔術師アントニダス/Archmage Antonidas》と凍結効果のある呪文のコンボに対応するために、常に《内なる怒り/Inner Rage》か《旋風剣/Whirlwind》のどちらかを手札に1枚キープしましょう。

 《アレクストラーザ/Alexstrasza》でライフを減らされた後、2枚の《鎧職人/Armorsmith》、ミニオン、2回の全体1点ダメージ、《止めの一撃/Execute》をプレイしてリーサル圏内から逃れましょう。《ソーリサン皇帝/Emperor Thaurissan》がプレイされていなければ、10ターン目のリーサルダメージは高々20~21点(《ブラッドメイジ・サルノス/Bloodmage Thalnos》を使用する場合)です。フリーズメイジが出せる最高の打点を注意深く計算してファティーグに入りましょう。大抵の場合、フリーズメイジ側は打点が足りず、ファティーグダメージで勝つことができます。ファティーグ前に《アイスブロック/Ice Block》を破って勝つこともありますが、ファティーグに持ち込むゲームプランが最も良いでしょう。

 環境にフリーズメイジが多ければ、《炎の王ラグナロス/Ragnaros the Firelord》を採用して楽な勝利を楽しみましょう。

 

デーモンズ―/ズー

 やや有利なマッチアップです。マリガンでは《烈火の戦斧/Fiery War Axe》、《デス・バイト/Death's Bite》をキープします。《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》を並べるまで試合を進めるためには武器が1つでは足りないので、2つ以上の武器が必要となります。《ドゥームガード/Doomguard》や《マルガニス/Mal'Ganis》への回答がない状態で《ヴォイドコーラー/Voidcaller》を倒すのは避けましょう。《酸性沼ウーズ/Acidic Swamp Ooze》、《影の炎/Shadowflame》、《地獄の炎/Hellfire》はほとんど採用されないので考慮する必要はありません。

 試合の流れを変え得る《インプァクト/Imp-losion》、《ネルビアンの卵/Nerubian Egg》、《アルガスの守護者/Defender of Argus》は常に考慮しましょう。

 

レノロック/ハンドロック

 かなり不利なマッチアップです。マリガンでは《デス・バイト/Death's Bite》、《鎧職人/Armorsmith》、《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain》、《泡を吹く狂戦士/Frothing Berserker》、《不安定なグール/Unstable Ghoul》をキープします。サイズの小さいミニオンで序盤の盤面を取り、できるだけドローを進めましょう。ウォーロックは体力4のミニオンを処理するのが苦手なので、《泡を吹く狂戦士/Frothing Berserker》は2ターン目や3ターン目にプレイするのに最適なカードです。《コルクロンの精鋭/Kor'kron Elite》は中盤でプレッシャーをかけていくために非常に重要です。私の場合、レノロックに対しては《グロマッシュ・ヘルスクリーム/Grommash Hellscream》で14点ダメージを与えるために2枚の《内なる怒り/Inner Rage》をキープすることが多いです。《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》を2体だけ並べるのも良い戦略です。ウォーロック側はAOE呪文がなければ対処が難しいでしょう。

 残念ながら《捻じれし冥界/Twisting Nether》、《影の炎/Shadowflame》、《地獄の炎/Hellfire》、《悪魔の火/Demonfire》が採用されているので、レノロックはパトロンウォーリアの盤面に対する答えが保証されています。更に、終盤での《レノ・ジャクソン/Reno Jackson》により打点が不足してしまいます。